ただ今、マレーシアのクアラルンプールから日本へ一時帰国しています。
先日亡くなった義母は、嫁入り道具としてお琴を持っていました。
そのため、ずっと義母の家の床間には、お琴が飾られていました。
一度だけ触らせていただいたことがありますが、お琴は弦の数の多い(13弦)し、楽譜も西洋音楽とは違うのでとても難しそうです。(主人も私もバイオリンを弾いておりました。こちらは、弦の数は4本です。)
というわけで、お琴は、ずっと義母の家の床間の飾りのようになっていました。
今回この義母のお琴を自宅へ持ち帰ることにしました。
なぜならば、クアラルンプールにお琴の先生がいらっしゃるので、もしもこの楽器が使えるのなら、今回クアラルンプールへ持っていって、教えていただこうと思ったからです。
義母の家からたくさんの荷物を積んだ後に、最後の最後になんとかお琴も車に積むことができました❗️
自宅に向かう高速道路を運転中に、何度かお琴が前の方へ動いてきて、主人の頭を直撃していました😆
ごめんなさい😆
お琴は、無事に我が家へ到着しました❗️
でも、この先がまた大変です。
まず、お琴の先生に教えていただいた楽器屋さんへ電話をして、楽器の状態を見ていただき、弦を張り替えていただく予約をしました。
この楽器屋さんは羽田空港へも近くて、きちんとお琴を飛行機に乗せられるように梱包して、羽田空港まで運んでくださるそうです。
次は、搭乗予定のシンガポール航空へ電話して、お琴を乗せてもらえるか、シンガポールのチャンギ空港での乗り換えも問題ないか確認をしました。
これには、時間がかかり、結局電話したから2日後に、シンガポール航空からOKをいただきました。
いざ、出陣❗️お琴を持って、楽器屋さんへ出発です❗️
またまた、車を借りて、楽器屋さんへ向かいました。(車でないと、お琴は、運べません💦)
楽器屋さんにお琴を見ていただいた結果は、どうだったのでしょうか?
せっかく高いお金を出してクアラルンプールに持っていっても2、3回で真っ二つに割れてしまう可能性が高いでしょう💦と言われてしまいました。
もう60年以上経っている楽器で木がスカスカになっているとのことです。
なんと💦💦💦こちらのお琴は、廃棄(焼却)処分となってしまいました💦😢
「琴柱(琴柱)もきっと木でできているでしょう?」と言われてしまいました。
はい❗️木です💦💦💦
「琴柱も記念に持っているしか、価値がないねー。」💦💦💦と言われてしまいました😢
それに義母のお琴は、古いので今のお琴の6尺よりも、もっと長かったのです。
「これだと、飛行機に乗せるパッケージに入らないよー。」
義母のお琴は、こちらの楽器屋さんで処分してくださることになりました。
なんてことでしょうか😆こうして、我が家のお琴狂想曲は、静かに幕を閉じたのでありました😢
クアラルンプールに義母のお琴を連れて行くことはできませんでした。でも、なんだか無性にやる気が起きてきて、今度は新しい楽器をこちらの楽器店で購入して、クアラルンプールでお琴を習いたくなってきました😍(また、次回の一時帰国までゆっくりと考えます。)
今日も良い1日でありますように❗️
ブログにお越しくださり、ありがとうございました。