先週1週間体調が悪かったお陰で、ベットでゴロゴロとしながら本もたくさん読むことができました。
大好きな湊かなえさんの小説は、体調の悪い時には向かないことがわかったので、少し軽めに読める本を読みました。
先日の湊かなえさんの本の話はこちらからどうぞ
湊かなえさんの小説はどれも読みごたえがあります。このような人を天才というのかな。
でも、この作家も、天才でしょう❗️と思います。
こちらは、高田郁(たかだ かおる)さんの「出生花」(しゅっせばな)(祥伝社文庫)です。
著者の高田郁(たかだ かおる)さんは、時代小説で有名な方です。この「出生花」で第二回小説NON短編時代小説賞奨励賞を受賞して、作家デビューのきっかけとなったそうです。
人気作品の「みおつくし料理帖」全10巻は、職場の方達と回し読みをして、楽しく読ませていただきました。テレビドラマにもなっていますよね。
高田郁(たかだ かおる)さんが、どうして天才かと思うと言うと、江戸の街の表現が素晴らしいのです。本当に江戸時代に生きていらしたのでは?と思ってしまうほどです。
また、日本の四季それぞれの表現の仕方が、とても細やかで、読んでいると自然にその季節に生活しているような気になってしまいます。
これらの小説を書くために、高田郁(たかだ かおる)さんは、どれだけ裏で昔の文献や資料を研究なさっているのでしょうか?
もう、本当に素晴らしい作家さんです❗️
「出生花」(しゅっせばな)は、父親と死に分かれてしまった主人公の女の子の9歳から19歳までの成長の様子が描かれた時代小説です。
作品を読みながら主人公の親にでもなったつもりで、つい感情移入して応援したくなってしまいます。
主人公の女の子が、最後までどうぞ幸せな人生を送ってください❗️と祈りたくなってしまいました。
いつも高田郁(たかだ かおる)さんの小説を読んだ後は、ほっこりと優しい気分になることができます。
さあ、もう平常運転です❗️次は何を読もうかな?
日本からたくさん本を持ってきているので、どんどん読み進めていきたいと思います。
今日も良い1日でありますように😍
ブログにお越しくださり、ありがとうございました。
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