一時帰国準備③出入国許可書・移動許可書・PCR検査inクアラルンプール

日本へ一時帰国をとうとう決めた私達ですが、このコロナ禍での一時帰国準備はなかなか大変です。

私達がどんな準備をしたか、まとめていきます。（こちらは、あくまでも2021年8月現在の情報です。マレーシアでは、どんどん状況が代わりますので、ご注意くださいませ。）

①出入国許可書（Approval Letter For Exit And Return To Malaysia)の申請

これは、マレーシアを出入国する際には、必ず必要となる書類です。（マレーシアにもう戻らない方は不要です。）

主人のWorking VISAは会社で取得しているので出入国許可書（Approval Letter For Exit And Return To Malaysia)　は会社からMY Entryで申請してもらいました。実働3日から5日で通知されると記載されていましたが、 予定日を過ぎても発行されずにとても心配しました。

実働7日を過ぎて出国も迫ってきたので、主人がMY Entryのヘルプデスクに夕方6時前にメールをしたら、夜7時半に承認されたとのメールをもらいました。その日の回答は無いものと思い込んでいただけに、このマレーシアらしからぬ💦迅速な対応には驚きました。やはり何でも言わないとダメですね😆

苦労の末に、入手した出入国許可証がこちらです。

この書類は、マレーシアに再入国する際に必要となる書類です。この書類がなくてもマレーシアを出国できるようですが、再入国したい方は、やはり出国前に承認をもらっておきたいですね。

また出入国許可書には、許可された日から90日以内にマレーシアへ戻って来ないといけないと記載があります。ですから、早く書類を申請し過ぎると日本滞在期間が短くなってしまうので、申請時期をよく考える必要があるそうです。

②KLIAの移動許可書の申請

ただ今、コロナ感染拡大のためSOP（規制）があり、クアラルンプールの住民は、他の州に移動することはできません。

そこで、KLIA(クアラルンプール国際空港）まで、移動する際に、警察署で移動許可証をもらう必要があります。

ネットで必要書類を調べましたが最終的にどの書類が必要なのかよくわかりませんでした。

最終的に下記を用意しました。

• PKP（MCO)用移動許可申請書（ネットからダウンロード）を2枚　最初PKPってなんのことかわからず調べたところマレー語でMCOの事をPKPということが判明。ネットの書式はもう一種類CMCO用の申請書がありました。
• 出入国許可書（Approval Letter for Exit and Return to Malaysia)のコピー2枚
• Flightのe-チケットのコピー2枚
• パスポートのコピー（顔写真ページ、VISAのページ）2枚
• パスポートの原本も用意しましたが見られませんでした

実際に警察署へ行った主人の話では、コピーは２部必要だったそうです。（eチケットのコピーだけ１枚で良かったそうです。ただし、ここはマレーシアです。一応用意しておいたほうがよさそうです。）

このようなフォーマットです。マレー語のフォーマットしかありません。書き方はGoogle検索をしてみると書き方を丁寧に説明されているサイトがあるので参考にさせて頂きました。

最寄りの大きな警察署まで、主人が歩いて行ってきてくれました。しかし、ボスが居ないので明日の午後取り来てくれとつれない対応だったそうです。申請を受付けました❗️という記録を何もくれないので「受付証明が欲しい。」言ったら、近くにあった紙切れをビリビリっと破いて警察署の名前と電話番号だけ書いて、「来る前に電話して」とくれたそうです😅

次の日電話してから取りに行くと、受付番号がないのでたくさんの許可のおりた移動申請書の中から名前を頼りに見つけ出してくれたそうです。

ネットの情報では、せっかく警察署へ行ったのに、「前日に来て」と言われて帰ってきたという話もありました。移動許可書の申請は余裕を持って警察署に訪問する方が良さそうです。

③KLIAへの移動タクシーの予約

私たちは、ANNの成田便で日本へ帰国予定です。KLIAを朝7時10分発です。

まず最初に、KLIA EKSPRES, KLIA TRANSIT（鉄道）を調べましたが、現在は運行してなさそうです。空港バスは運行されているのでしょうか、よくわかりません。

KLIA EKSPRESのWebサイトより

ということで、車での移動に決めました。

ロックダウン中なのでGrabは朝6時以降のサービスとのこと。しかも現在Grabは乗客一人までしか乗れないようです。そこで、KLIAへ前泊しようと考えましたが、すでにKLIAのSamaSamaホテルは予約でいっぱいでした。隔離ホテルとして使用されているのでそれで満室なのでしょうか。

そこで、日系の旅行会社にお願いして、朝4時にコンドミニアムまで来てピックアップしてくれるタクシーを予約していただきました。乗客が二人なのでSOP（規制）違反にならないよう車種は大型のTOYOTA HIACEです。タクシーの費用はとても高いのですが、前泊するよりも楽かなと思います。

④渡航前のPCR検査の価格調査とその予約

日本入国のためには、渡航72時間前までにPCR検査をして、日本政府の指定した書類に陰性の証明を書いてもらわないといけません。

クアラルンプールで渡航前のPCR検査をしてくれる病院は、いくつかあります。

日本入国用のPCR検査の証明書を書いてもらわないといけないので、日系のクリニックへ検査へ行く方が多いようです。

私達も大きな総合病院は避けて日系クリニックの中からモンテキアラの”のぞみクリニック”で予約を取りました。のぞみクリニックは、日本政府指定の証明書付きで検査費用はRM300（日本円約7800円）だそうです。（クリニックごとにPCRの値段は違います。）

親切な方からのコメントで教えていただきましたが、渡航前のPCR検査は72時間前ルールがあり、検査時と結果受領時の2回も病院へ行く必要があるそうです。スケージュールに余裕をもってくださいと貴重なアドバイスをいただきました。ありがとうございました。

確かに、一時帰国前は、何かとバタバタとして忙しいです😅

長くなりますので、一時帰国準備④に続きます。