最終日の3日目は、まずベトナム戦争証跡博物館へ行きました。
入場料は、2023年6月の段階で、40000ドン(約237円)です。(年中無休 開館時間7:30〜15:00)
ベトナム戦争証跡博物館は、1975年9月4日に開館されました。
ベトナム戦争が行われていたのが、1954年ごろから1975年4月30日までなので、終戦後すぐにここが造られたことがわかります。(ここへ行ったおかげで、ベトナム戦争についての記事を、色々と読んでみました。)
この博物館を通して、戦争反対、友好、平和について世界各国の人々に語り伝えようとしているそうです。
館内図は、このようになっています。(日本語のパンフレットがありました。またオーディオガイドもありました。)
ベトナム戦争について、本当に知らないことばかりでした。
ベトナム全土に爆弾が落とされて、焦土になってしまったのですね。
ここからは、緊迫した感じで、空襲警報が流れて来ています。
隣には、簡単な防空壕と、実際に避難している子供達の写真が展示してありました。
実際こんな弱そうな防空壕に子供達が逃げ込んでいたかと思うと、胸が苦しくなってしまいました。
一番酷いなと思ったのは、④の枯葉剤の散布と⑦の枯葉剤の余波のところの写真でした。
⑦のところでは、枯葉剤の余波で生まれて来た子供達の写真がたくさん展示してありました。もうそれは、人間とは言えないような写真もありとてもショックでした。
ベトちゃん、ドクちゃんのことぐらいしか知りませんでしたが、こんなに酷いとは。
今でもこの枯葉剤の後遺症に苦しんでいる人々がいるようです。この前行った、ダナンも枯葉剤が多く撒かれた地域だったことも💦知りませんでした。
ソンミ村虐殺事件の写真も、衝撃的でした。
罪のない子供や女性の死体が転がっていました。これが戦争なのだ‼️と改めて思いました。
そんな中で、戦争で手を失ってしまった少年の絵やノートに目を奪われました。
とても丁寧に字や絵を描いていました。
悲惨な戦争の傷跡の展示の中で、少しだけ明るい光を見た気分でした。
といわけで、この博物館へ行ったお陰で、ベトナム=ぼったくり😆なんてイメージは、すっかりと消えて、ぼったくりの裏の事情まで考えさせらてしまいました。
戦争を経験してからこの50年間で、これほどの発展を遂げるには、ベトナムの人々にとって相当の努力が必要だったことでしょう。
同じ戦争で大きな被害を受けて立ち上がってきた日本と何か通じるものを感じました。
ウクライナでも実際に戦争が続いている今、この博物館で、戦争について改めて考える良い機会となりました。
今日も良い1日となりますように
ブログにお越しくださり、ありがとうございました。
コメント
「ぼったくりの裏事情まで考えさせられてしまいました」
という文がとても印象的です。
歴史を知るとその国の事がさらに深くわかって来るのですね🥲
momoさん、コメントありがとうございます。
知らないことがまだまだいっぱいあるな💦と反省しています。
私は、まだ広島へも行ったことがありません😆
歴史を知ることは、大切ですね。
ベトナム戦争、、私もくわしいことは知りませんでしたが、アメリカが相当わるいことしたような印象があります(個人的に)
ほんとうに悲惨な戦争ですね、、ベトナム戦争は
はい、そうなのです。
昔、教科書で習ったことしか知りませんでした。
どうやら、日本のお隣の国も虐殺に関わっていたり、、とか
知らないことがいっぱいありました💦
とにかく改めて戦争の怖さを思い知らされました。