母と二人で金沢へ来ています。
宿泊したホテルから近江町市場を通ってひがし茶屋街まで歩いてきた話は、こちらからどうぞご覧ください。
ひがし茶屋休憩所でひと休みしている時に、ボランティアのおじさんにあることを質問してみました。
「この通りの両側の家は、どうして5色の旗を飾っているのですか?」
すると、「今日は観音院のお祭りの日だから、飾っているのですよ。」とのことでした。
そう言えば、町のあちらこちらに、この張り紙がありました。
「四万六千日(しまんろくせんにち)」と書いてあります。
「四万六千日(しまんろくせんにち)」とは、金沢市観音町にある長谷山観音院で毎年行われ観音様の功徳日にお参りする行事だそうです。
今日は、この日お参りすると四万六千日分の功徳があるとされるちょうどその「四万六千日(しまんろくせんにち)」の日だったのです。
四万六千日は、旧暦の七月九日に当たる日で、今年はたまたま今日だったのです。
四万六千日とは、1年365日で割ってみると約126年分となります。つまり、今日一回だけの参拝で一生分の参拝ができてしまうことになります。
なんと言う幸運でしょう❗️やったー😁
ボランティアのおじさんに観音院の場所を聞いたところ、「すぐそこですよ❗️山も登らないから、行ってご覧なさい。」とのことでした。
それなら、母親も歩けるかな?行ってみましょう。
あらら、ちょっとばかり階段がありました。
なんとか、母も登ってきて長谷山観音院へ到着することができました。母も頑張りました。
御本尊である木造の十一面観音が、この日だけご開帳されるそうです。(と、後で知りました💦)
でも本堂に上がって、お線香もあげて、しっかりとお祈りしてきました。
本堂の前で、母と一緒に護摩木にも名前を書いて納めてきました。
ここでは、縁起物のトウキビ(とうもろこし)が販売されていました。
このトウキビ(とうもろこし)を玄関先に吊るしておくと魔除けの効果があるとされています。
またトウキビ(とうもろこし)は、毛がふさふさしているということから「もうけ(毛)」が多いという商売繁盛のお守りとされたり、ぎっしりと味が詰まっていることから子孫繁栄のお守りにされたりもしているそうです。
さすがに、旅行中の私たちは、トウキビ(とうもろこし)は荷物になってしまうので買えませんでした💦残念
このように、休憩所にいらしたボランティアのおじさんに色々と教えていただいたおかげで、「四万六千日(しまんろくせんにち)」の長谷山観音院へお参りに行くことができました。
このような素敵な出会いがあるから、旅は面白いですね。
こんなふうに、金沢観光でこれは良かったなあと思うことがいくつかあるので、またそれは後で、まとめたいと思います。
今日も良い一日でありますように
ブログにお越しくださり、ありがとうございました。
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