湊かなえさん「夜行観覧車」

小説・エッセイ
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おはようございます😃

クアラルンプールは 今日も晴れています

でも 遠くのビルが霞んで見えます。 

クアラルンプールにお住まいのみなさま、ヘイズ(煙霧)の影響は大丈夫でいらっしゃいますか? 

私は、昨日 寝る間際になってまた咳が止まらなくて 眠れなくなってしまいました。 

ヘイズ(煙霧)のせい なのでしょうか?

昨日、湊かなえさんの夜行観覧車を読み終えました。

湊かなえさんの小説は、やっぱり面白いです。 

作品を読む度に、湊かなえさんは凄い才能の持ち主だなあ 天才だなあと思ってしまいます。 

まず第1に、作品のプロットが魅力的です

この作品では
この先ネタバレを含んでいるためご注意ください!)

事件が起きる高橋家の人々

隣に住む遠藤家の人々、

斜め向かいに住む小島さと子

この3方向からの人々の語りで 物語が進められていきます。

その中に 自分も近所のおばさんになって入り込んでしまい、えーそんなことがあったの? そうそう ! 知ってる !なんて物語の登場人物と一緒になって井戸端会議に参加している様な不思議な気持ちになってしまいます。

そして、第2の魅力は、湊かなえさんの作品を読んだ後の余韻です。

この作品も読んだ後にジ〜ン‼️ ガ〜ン‼️と なんとも言えない余韻が心に残ります。 

夜行観覧車という題も最後まで とても意味深です。

「長年暮らしてきたところでも、 
一周まわって降りたときには、 
同じ景色が少し変わって見えるんじゃ 
ないかしら」

最後に 小島さと子が息子に観覧車について語る文章です。

うーん😆

分かっているつもりのことでも見方を変えて見ると もっと違うことが分かってくるということでしょうか?

作品を読んだ後も 頭の中がいつまでも ジ~ン ! やガ〜ン !としている私です。

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