垣谷 美雨(かきや みゆ)さんが書かれた「あなたの人生、片づけます」を先日読みました。
先日と言っても、一時帰国前のマレーシアにいた時ですが。
義母のことで、この先どうなるのだろう💦と、心がわさわさしている時に読んだ本です。
「あなたの人生、片づけます」垣谷 美雨(かきや みゆ)著 双葉文庫
この小説は、「片付け屋」の大庭十萬里(おおば とまり)が主人公の事件簿です。
「片付け屋」の大庭十萬里が、片づけを依頼されたいろいろなお宅に訪問して、家の中を見ながら話を聞き出し、そこの住人に宿題を出していきます。
この大庭十萬里(おおば とまり)は、「片付け屋」ですが、自分から片づけはしないところが特徴です。
彼女は、相手の話をじっくりと聞きながら、そっとアドバイスをして、相手の凝り固まってしまった心や、訳がわからなくなってしまった生活習慣などを時間をかけて、ほぐしてくれるのです。
登場人物が何を片付けなくなくてはいけないのかを、自分自身で最後に気がついて、心がすっきりとすることが、「片付け屋」の仕事なのです。そこが「片付け屋」大庭十萬里の腕の見せ所なのです。
片付けと心の整理のつながりが、小説を読んでいる私たちにも伝わってきて、思わずなるほどね❗️と思ってしまいます。
そして、最後に自分で荷物や心を整理しながら進んでいく登場人物へ、頑張ってー❗️とエールを送りたくなります。
最近は、YouTubeでも片付け動画が気になってよく観ています。本当にいろいろな片付け動画がありますが、実家や義父母の家の片付け動画は、やはり関心があります。
自分がもしもこんな家を片付けることになったら、本当に大変だろうな💦と思える家がたくさん登場してきます。
そんな片付け動画の中で私の特にお気に入りは、古堅純子さんの「週末ビフォーアフター」です。
前編で、住んでいらっしゃる方と部屋を見ながらじっくりと話を聞き出し、後編で実際に古堅純子さんのチームで片付けをします。
この古堅純子さんの語りが、実にストレートで、でもちゃんと依頼主の気持ちにも寄り添っていて、一つのドラマ作品を見ているようでとても面白いです。
古堅純子さんは、決してものを捨てません。物の使われ方を考慮して、物を並べ替えて、物を寄せるだけです。
でも、そうすることによって、驚くほど部屋が綺麗になっていきます。
やはり、ここでも部屋が片づくことによって、依頼主さんの気持ちにも変化が現れてくることがわかります。
片付けは、物だけではなく、心の中も整理することだと強く感じます。
この子たちも、今回義母の家から救済してクアラルンプールへ連れてきました。
可愛いもの、音楽が好きだった義母の家には、装飾品や陶器や食器がたくさんあります。
それらをむやみに処分してしまうことは、義母を否定してしまうようで、できません😆
私たちも、まだまだ主人の実家の片付けが残っています💦
さあ、全部処分しましょう❗️とはいかない、とっても難しい問題です💦
前回までの「片付け」の記事はこちらから
もちろん日本の自宅の片付けもしたいなあと思っています。
しばらく荷物の片付けが、自分の中の気になることランキングの上位にいそうです💦
自分の心の中も整理しないといけないのかな😆
今日も良い1日でありますように❗️
ブログにお越しくださり、ありがとうございます。
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