ここは、創業明治１６年、桂離宮のすぐ南側にある昔から続く和菓子屋さんの中村軒です。
私にとっては、去年亡くなった義母との思い出がたくさん詰まったお店です。
京都の主人の実家に帰省する際には、必ず中村軒のお饅頭を用意して私達を待っていてくださいました。
また、私が具合を悪くして寝込んでいた時には、わざわざ中村軒に寄って私の大好きなお赤飯を買って持ってきてくださいました。私は、お赤飯が大好きなのですが、特にこのお店のものが一番好きなのです。
色々な和菓子が有名ですが、お店の中でぜんざいやかき氷、そうめんなどの軽食が食べれます。
そうめんセットを注文しました。
大好きなお赤飯も付いています。なんといってもお赤飯の小豆が、自然の味でホクホクとしていて良いアクセントを与えています。
優しい味のお赤飯を食べながら、とても懐かしい気分になりました。
中村軒で一番有名なお菓子と言ったら、こちらの麦代餅（むぎて餅）です。
せっかくなので、食後にこちらも食べました。
おくどさんという昔ながらの釜で炊いたあんこは、とても優しい甘さでした。
中村軒は、昔ながら京都の町屋です。（改装して、ずいぶんと綺麗になってしまいびっくりしました。）
京都らしい中庭を見ながら、食事をすることができます。
中庭には、いろとりどりのメダカが泳いでいました。
このようなちょっとした風景が、日本らしくて、ほっとした気分にさせてくれました。
去年亡くなった義母には、本当に優しく接していただき、改めて感謝しています。
お義母さん、ありがとうございました。
これから、すぐ近くにある桂離宮の見学に行ってきます。
今日も良い1日でありますように
ブログにお越しくださり、ありがとうございました。
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