朝散歩をしていたら、Muzium Negara(マレーシア国立博物館)で、こんな案内を見つけました。あちらこちらに、置いてあります。
全てマレー語で書かれていますが😅翻訳してみると、どうやらマレーシアの先住民のOrang Asli(オランアスリ)のことを知ることのできるイベントのようです。
博物館の中庭では、何やら飾り付けをしたり、ステージの周りに椅子を並べたりして、イベントの会場設営の準備も進んでいます。
散歩ついでに、ちょっとどんな様子か、のぞいてみようかな?
Orang Asli(オラン・アスリ)について少しネットで調べてみました。
Orang Asli(オラン・アスリ)は、マレー半島の先住民族の総称です。オランは、マレー語で「人」、アスリは「本来の、元来の」という意味です。
18の民族からなり、17の民族はマレーシア(約9万人)、もう1つの民族は、インドネシアに住んでいます。
最近の研究では、彼らは44,000年から63,000年前にアフリカからやってきた移民の子孫であることがわかっているそうです。
Orang Asli(オラン・アスリ)は、1966年にマレーシア政府から公認されました。
Orang Asli(オラン・アスリ)の人々は、民族ごとに独自の文化や宗教を守っているそうです。
(ちなみに、日本のアイヌ民族は、現在わずか約13,000人だそうです。少ないですね💦)
このイベントは、10月28日、29日の土日に行われていました。
では、少し見学してみましょう❗️
こちらでは、何やら料理の準備が始まっているようです。
ここでは、お魚を焼いています。
そうそう、日本だってこんな感じですよね。でも真ん中の魚なんて、30cm以上ある大きな魚です。随分と、大胆な感じです。
ここでは、竹筒をいぶしていました。
その前では、お姉さんがぶつぶつのついた木の枝を使って、とうもろこしの実をすりおろしています。
このすりおろした とうもろこしを竹筒に入れて、燻すようです。
とうもろこしが好きなので、これは食べてみたいなあ😋と、思いました。(まだ朝早かったので、このあと試食タイムとかあったのかは、分かりませんでした💦)
こちらでは、葉を使って、飾りや敷物を編んでいます。
葉の色も変えて、素敵な飾りができていました。
竹を細く咲いて、籠を編んでいる方もいました。なんだか、昔の日本と繋がるなあと感じました。
こちらでは、木の彫刻をしている方もいます。
この輪っかのところも、実は1本の木から削り出して、できているのです。すごい細かい作業です。
おじさんに聞いたところ、この彫刻を1つ作るのに、1ヶ月もかかるそうです。
小さいもので、1800リンギだそうです。いやー💦こんなに大変なのに、ちょっと安過ぎるのでは、と思ってしまいました。
吹き矢のコーナーもありました。
細い矢が、とても早い勢いで飛んで行くのを見て、びっくりしました。
舞台では、Orang Asli(オラン・アスリ)の方達のパフォーマンスが行われていました。
楽器や、踊りの飾りなど自然のものを大切に使っていることが、分かりました。
日本の歌に聞こえるようなメロディーもあり、これまた日本との繋がりを感じてしまいました。
この民族の踊りには、大きなお面をつけた人物が出てきて面白かったです。
これもなんだか日本のナマハゲを連想してしまいました。
2日間とも、少しだけですがイベントを見学させていただき、楽しかったです。
このような素敵なイベントがもっとたくさんの人に知られたら、良いのになあ😄と思いました。
クアラルンプールの郊外には、Muzium Orang Asli Gombak(オランアスリ博物館)もあるようです。
また、その近くへ行く機会があったら、訪れてみたいなあと思いました。
今日から11月ですね。あと60日で1年が終わってしまうなんて💦
年内に、色々とやろうと計画しているのですが、大変❗️
今日も良い1日でありますように
ブログにお越しくださり、ありがとうございました。
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