1月25日に、タイプーサムというインドのお祭りがありました。
タイプーサムは、ヒンズー教のタミル人コミュニティーで祝われるお祭りです。
タイプーサムは、あまりに過激な苦行の内容のために本国インドでは禁止されている💦という奇祭だそうです。その為、現在ではこの祭りは、シンガポールとマレーシアのみで開催されています。
せっかくマレーシアに住んでいるから1度は見ておこう❗️ということで、、ほんの少しだけですがタイプーサムを見学してきました。
信者の方達は、チャイナタウンにあるスリ・マハ・マリアマン寺院を夜中に出発し、中心部から北へ約10km離れているBatu Caves(バトゥー洞窟)の寺院を目指して、夜通し行進します。
Batu Caves(バトゥー洞窟)近くになると、たくさんの出店が立ち並んでいました。
飲み物や食べ物のお店が多いですが、サンダルを売るお店も多かったです。そうなんです❗️信者の方は、皆さん裸足で歩いています。ですから、サンダルが欲しくなりますよね。
このように食事や飲み物を無料で配っているところもありました。
さて、信者の方達が行進しているところまでやってきました。
カバティと呼ばれる祭壇(20キロ〜30キロ)を背負って歩く人達が、通っていきます。
周りに信者の家族や友人が共に行進して、苦行を支えているそうです。
前にいる太鼓を鳴らす音楽隊の音量が凄まじいです。
このように、背中に針をさして歩いている人もいます。
ところどころで止まっては、音楽隊に合わせて、踊ったり、回ったりしています。
ふらふらになっても歩き続けている人もいました💦
思わず、頑張って❗️と声をかけたくなってしまいました。
鉄串や槍を頬や舌に刺している人も見かけました。(でも、そんなに過激な人は見かけませんでした。)
信者の方は、それぞれ家族の幸福や病気の治癒、子宝などの願いを成就するためにこのような苦行をするそうです。
信仰心というのは、本当に強いものなのだと改めて感じました。
Batu Caves(バトゥー洞窟)の入り口までやってきました。
次々にカバティを背負った人たちがやってきます。
ここは、軍神ムルガンが祀られているヒンズー教徒の聖地です。
金色に輝く全長42.7メートルのムルガン神が、信者を迎えてくれます。
ここから272段の階段を登って、上の寺院まで行きます。ここが、最後の難関の場所ですね。
黄色の服を着た信者の列が、果てしなく上まで続いていました。
ということで、私たちは、ここまでで、帰路につきました。(1時間くらいしか、見ていなかったと思います💦)
途中の道には、信者の頭をカットする散髪屋さんもたくさんありました。
でも、カットした後の髪の毛は、そのまま道に残っています💦
道のあちらこちらには、大量のごみが散らばっています。
日本人的な考えなのかもしれませんが💦、この後のゴミの後片付けが、心配でなりませんでした😅
マレーシアは、タイプーサムの日は、祝日でした。
他宗教に対しても寛容なマレーシアでは、このように色々な体験ができて面白いです。
次は、2月10日のチャイニィーズニューイヤー(中国正月 春節)がやってきます。今度は、中華系のお祭りですね😄
マレーシアでは、四季がない分、このように各民族の行事で楽しむことができます。
今日も良い1日でありますように😄
ブログにお越しくださり、ありがとうございました。
コメント
そうなんですね、、インドでは禁止で、シンガポールとマレーシアはOK
このお祭り、苦行ですよね、、
みているだけで怖い、、
私も怖いお祭りだと思って、今まで避けていました💦笑
でも、全然怖いことはありませんでした。
それよりも、頑張って❗️あともう少し❗️という気持ちになりました。
色々な文化や宗教があるのだな😄と改めて思いました。