本を読んで老後を改めて考える😆inマレーシア

小説・エッセイ
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年末に、友人に勧められて2冊の本を読みました。

これらの本を読んでまた改めて、自分の老後を考えてしまいました。

1冊目は、「いのちの停車場」という本です。

この本をもとに吉永小百合さん主演の映画もつくられたので、ご存じの方も多いかもしれません。

「いのちの停車場」南 杏子 著(幻冬舎文庫)

医師でもある南 杏子さんの書かれた小説です。

大学病院の救急救命センターの医師が、自分の故郷の訪問看護医となって、一般家庭でのいろいろな介護や医療現場に出会います。

そして、自分の家で最後を迎えたいという人たちの思いを、この訪問看護医が受け止めて支えてくれます。

「いのちの停車場」は、このような在宅での終末医療についての物語です。

(ここから先はネタバレです。)

介護している家族に、医師が患者さんの死に向かう変化を紙に書いて説明する場面があります。

亡くなる1週間から2週間前から、このような変化があるそうです。

①だんだん眠っている時間が長くなる。

②夢と現実を行ったり来たりするようになる。(せん妄やうわ言なので、見えないものが、見えている様子や動作をしたりする。)

③最後の日は、呼吸のリズムが乱れる。(8時間前くらいから、下顎呼吸をするようになる。)

と書いてありました。

私は、思わずこれを日記に書き留めてしまいました。

どうしてですかって?日本にいる義母が①と②に当てはまるからです💦

とは言っても、去年一時帰国した夏以降ずっとこのような状態です😢どうしましょう💦

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義母も訪問看護医の先生にお世話になっています。

前回の1時帰国の際に実際に面談をしてくださり、今後のことについても話し合ってきました。

治療方針や介護方針についても、私たちに分かりやすく詳しく説明してくださりました。

2週間ごとの診察の際には、マレーシアへ電話をくださり、様子を教えてくださいます。

今のところ、ずっと状態は安定していて、変化はないようで、安心しています。

優しい訪問看護医の先生と素晴らしい施設の方々との出会いに感謝しております。

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「在宅ひとり死のススメ」上野 千鶴子著 文春新書

こちらは、上野千鶴子さんの老後や自分の終活についての考えが書かれている本です。

上野さんは、「最後は、自分の家で死にたい。」と考えていらっしゃいます。

そのためには、家族に頼らずに介護保険をきちんと利用してヘルパーさんに身の回りの世話をしていただく。また、訪問看護医の先生に診ていただく。

この2つを本の中で力説されていました。

たとえ認知症になっても、この2つで乗り切りたい❗️と書いていらっしゃいました。

確かに介護を家族にお願いするのは大変です。介護保険という保険制度をしっかりと利用して、プロの方の力を借りることは大切だと思いました。

また、自分の思いを理解してくださる訪問看護医の先生とつながることも、重要なことだとわかりました。

私も日本で、エンディングノートを書き始めました。海外で私に何かあった時に、少しでも役に立つように娘に渡してあります。

でもまだまだ、老後のことや認知症になってしまった後のことなど、具体的に書き入れていないこともたくさんあります。

希望は、無理な延命処置はしないでほしいこと、くらいです。

2つの本を読んで、これからの老後について、またゆっくりと考えていきたいなと改めて思いました。

まずは、今ある目の前のマレーシア生活を、少しでも楽しみたいです。

今日も良い1日となりますように❗️

ブログにお越しくださりありがとうございます😍

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