一時帰国中です。
日本は、毎日すごく暑いです💦いよいよ夏本番といった感じです。
もう一歩も外に出たくありません❗️日本の夏って、こんなに暑かったでしたっけ?
先日母と京都へ行った時には、こんなに暑くありませんでした。本当に助かりました❗️
では、先日行った母と娘の京都旅の番外編その1をお送りいたします。
まず、1つ目は、重要文化財の「杉本家住宅」についてです。
3年ぶりに行われた祇園祭に合わせて、「杉本家住宅」の見学会が行われていました。こちらも、このコロナ禍で3年ほど一般公開がされていなかったそうです。
滞在したホテルの近くだったこともあり、「杉本家住宅」の見学会に行ってきました。
杉本家は、寛保3年(1743年)「奈良屋」の屋号をもって、烏丸四条に呉服商を創業しました。
そして、明和4年(1767年)現在の地に移りました。京呉服を仕入れて関東地方で販売する「他国店持京商人」として繁栄しました。
現在の主屋は、元治元年(1864年)の大火後に再建されました。(棟札によれば、明治3年(1870年) 4月23日に上棟されました。)
ということは、もう150年以上経っている住宅となりますね。
こちらの座敷で、まずお話を聞きました。
広々とした京間の座敷です。床の間も1畳分あります。本来は、床の間に祇園祭用の掛け軸などを飾るそうですが、現在屋敷の改修工事のため、行なっていないとのことでした。
お庭には、足場が組まれています。遠くに見える塀が、特長的だそうです。
主屋の突き当たりに見える大蔵は、1864年の大火でも燃えなかったそうです。本当に蔵は、大火にも負けないくらい頑丈にできているのですね。
他の部屋も見せてくださいます。仏間や茶室間ありました。
また玄関横には、素敵な洋間もありました。
こちらは、台所です。大きく黒光する大黒柱が家の歴史を感じさせてくれて素敵です。
杉本家住宅は、現在では主に屋根中心の改修工事中ですが、完成までに約3年もかかるそうです。
また、この建物を維持していくには、相当のお金がかかると聞きました。
杉本家住宅のスタッフの方がたも3年ぶりの一般公開で、色々とスムーズにできずにあたふたとしていらっしゃいましたが、こうやって一般公開をしてくださって嬉しかったです。
一緒に説明を聞いたグループの皆さんは、また改修工事が終わった3年後にここに来たいですね❗️とおっしゃっていました。
京都もどんどん古い建物が壊されてしまい、新しい建物が多くなっています。
でも、このように古い建物を残そうと頑張っている方たちもいます。今回の見学で、少しでも応援になったかな。
四条烏丸からすぐの新釜座町の小道を進んだ先に、この杉本家住宅があります。
この小道は、古い建物が残っているちょっとした古都京都を感じさせるような雰囲気のある通りとなっています。
次は、京都で買ったお土産について、書きたいと思います。
今日も良い1日でありますように😍
ブログにお越しくださりありがとうございました。
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