昨日は、珍しくお昼すぎから雨が降りました。
いつもなら、もう少し遅い夕方近くにスコールがきます。
そういえば、一時帰国を終えてクアラルンプールに戻ってきてから、まだ一度もクーラーを使っていません。
毎日30度を超える気温の南国マレーシアですが、最近は割と涼しくて？コンドミニアムの部屋の中では天井についているファンを回すだけで、十分快適に生活できています。
確か、日本へ一時帰国する前は、もっと暑くてクーラーを使っていたような気がするのですが💦
ほんとは時間がたっぷりとあるはずなのに、最近本を読んでいません。
一時帰国中に主人が色々と本をブックオフで頼んでいました。その本達を、マレーシアへ持ち帰ってきました。
せっかく自宅隔離中だから、何か読んでみようかな？と選んだのがこちらです。
大好きな湊かなえさんの小説です。
「豆の上で眠る」 湊かなえ 著 新潮文庫
本を読むことが大好きだったお姉ちゃんが読んでくれた「えんどう豆の上にねたおひめさま」の物語を主人公の頭の中に強烈に残したまま、ある日、お姉ちゃんがいなくなってしまいます。
豆の上に眠るような違和感を、ずっと２年後に戻ってきたお姉ちゃんにもっていた主人公の妹が、最後にその真相を知ります。
ですから、「豆の上で眠る」なんていう不思議な本のタイトルになっています。
でも、最後の一文が、「本○○ってなんですか。」で終わります。
そうなのです。いつも、そうなのです❗️
湊かなえさんの作品を読んだ後の、なんとも言えない心のざわめきというか、心が落ち着かないというこの気分を、いつも味わいます。
小説の主人公と共に、読者もその答えを見つけながら、生きていかないといけないのです。
いったい、「本○○ってなんですか。」？難しい問題です。
このなんともいえない読書後のモヤモヤが、読者にとっては、かえって快感だったりします😆
読者にそのような気分にさせる、湊かなえさんは、本当にすごい作家だと思います。
次は、何を読もうかな？
原田 ハマさんの「総理の夫」も読んでみたい本の一つです。
田中圭さん、中谷美紀さん主演の映画になって上映中のようですね。映画も見てみたいです。
クアラルンプールは、映画もやっと観れるようになったのかな？（すみません💦まだシャバに出ていないので、そこら辺はよく把握できていません😆）
さてさて、今日は、何をしようかな？
もう今日で9月も最後です。時間の流れが、早すぎます😅
今日も良い1日でありますように❗️
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